エッセイスト酒井順子のベストセラー・エッセイ,『負け犬の遠吠え』, を研究しています。五年前に、私はアメリカの新聞にそのエッセイのことを読みました。酒井によると、「負け犬」の言葉は30代超・子供を持たない未婚女性という意味です。伝統的な日本の価値観は女の幸せは結婚と子育てによることですけど、現在の日本には結婚せずに、働き続いている女性が増えています。それに、現在の日本の少子化といわれている社会問題は日本の女性の所為だと言われています。酒井は伝統的な考え方を批判しています。日本の女性は結婚しなくても子供がいなくても幸せで生きられる意見を持っています。
日本の女性は生活に対するステレオタイプが多いのに、私は日本の女性の実生活について知りたいです。この頃は日本の女性は仕事と結婚とどちらの方が一番大切なことなどについて心配しています。日本の社会が段々変わっていきながら、女性の立場も変わっていくので、酒井のエッセイは日本社会にとって大事なトピックだと思います。
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年表:「負け犬の遠吠え」
- 1966年 (昭和41年)順子酒井は東京に生まれる
- 1985年 (昭和60年)男女雇用機会均等法
- 2000年 (平成12年)「セックス・アンド・ザ・シティ」というドラマは日本で放映し始め られた。
- 2003年 (平成15年)酒井の「負け犬の遠吠え」というエッセイは刊行した
- 2004年 (平成16年)負け犬という言葉は新語・流行語大賞のトップテン入り
- 2005年 (平成17年)香山リカの「結婚がこわい」という本は刊行した
- 2008年 (平成20年)「負け犬の遠吠え」というドラマは日本で放映された
外部リンク
酒井順子の「負け犬の遠吠え」という本(ページ193、197)から
三十代以上の未婚女性を簡単に「殺す」ことができるフレーズが、存在ます。たとえどれほど美人で頭が良くてセンスが良くてお金持ちで仕事ができても、こう言われたら言い返すことができないであろうそのフレーズは、「あなたは、女として幸せではない」というもの。
...
私を含め、女として幸せではないとされる未婚女性は、自分が「女として不幸であるらしいこと」に鈍感です。というより、鈍感だからこそ未婚でい続けているのです。
今の生活において、仕事は楽しくて良い友は多く、好きなものを食べて好きな本を読んで好きな所へ行き......と私は人間としてまず幸福なのだが、どうやら「人間としての幸福」は「女としての幸福」には負けるみたいだなぁということも、うっすらと理解できる。
“Japanese Women Live, and Like It, On Their Own” (Washington Post, 2004)
Newspaper article about Junko Sakai’s Howl of the Loser Dogs and the increase of unmarried women in Japan
酒井順子の「負け犬の遠吠え」と日本に未婚女性の増について新聞の記事
Review of Howl of the Loser Dogs that contrasts it with 2004’s Women who are Becoming Demon Hags
「負け犬の遠吠え」を批評して「鬼婆化する女達」(2004年)と対比したエッセイ
Japanese webpage about Sakai’s various published works, including Howl of the Loser Dogs
酒井のさまざまな著作について日本のページ、「負け犬の遠吠え」を含む
Entry Contributed by Megan Locke