Young Women Writers

English 女流作家青山七恵の芥川賞受賞作『ひとり日和』(2007年 )を研究しています。24歳で受賞した青山は、若い女性小説家(金原ひとみや島本理生も1983年生まれの文学賞受賞者)の流行の一人として考えられま す。作品『ひとり日和』では、若い主人公が東京に引っ越し、駅のホームのキオスクで働き、母親の知り合いである71歳の吟子の家に住んで、 生活しながら成長していきます。この本は、現在の日本の若者のフリーター生活や絶望感などをいきいきと描写しています。 青山はまた2009年に短篇「かけら」で川端康成文学賞の最年少の受賞者となり、 この若い女性(少女)達が文学賞のイメージを変えていく現象は興味深いと思います。 http://www.youtube.com/watch?v=h94VJs84FiU 年表:青山七恵 1983年 (昭和58年) 埼玉県に生まれる 2005年 (平成17年) 「窓の灯」で第42回文芸賞を受賞...